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2012/10/18

今日のハニー 糸井重里と和田誠のカンケイ 「ほめる人」と「ほめられる人」のカンケイ



和田誠との「遠い出会い」が
糸井重里の人生を変えた。









こんにちはみなさん。


「今日のハニー」では、ほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン」でぼくが感動した言葉を載せていきたいと思います。



今日の言葉は「ほめる人」


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    ぼくが、ほとんど知られていない若い人だった時代に、
    あんまり目立たない場にひっそり書かせてもらった
  原稿用紙一枚くらいの文章を、
  「和田さんがほめてくれた」と
  知ったことがあったのです。
  それは、湯村輝彦さんに聞いたのだったか、
  なにかで読んだのだったか、忘れてしまいましたが、
  それはそれは、うれしかったことなのです。
  それを知ったすぐあとに、お会いする機会もあって、
  「あれは、よかったね」と、直接言ってもらいました。
  いま思い起こせば、それは、
  そのことで人生が変わってしまうようなことでした。
  ほめられたぼくは、六十いくつになり、
  ほめてくれた和田さんはそのひと回り上。
  そんな歳になっていますが、和田さんは言いました。
  「おれも、そんなふうにほめられたことがあった」
  若い和田さんをほめてくれた人がいたのだそうです。
  そういうくりかえしが、あって、
  それは、とても大事なことをやっているんですね。


  <「ほめる人」という産婆のような役割がある。
   「ほめる人」はほめることにけちであってはいけない。
   「ほめる人」は、おもしろさや才能について、
   うそやお世辞を言ってはいけない。>

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簡単な和田誠さんの紹介。



<和田誠>

1936年生まれ。
1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社、1968年よりフリー。
1965年雑誌「話の特集」にADとして参加。
1968年から4年数か月 「週刊サンケイ」の表紙に似顔絵を描く(AD田中一光)。
1977年「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当して現在に至る。
1974年講談社出版文化賞(ブックデザイン 部門)。
1997年毎日デザイン賞。

出版した書籍は百冊を超え、デザイン、イラストレーション関係は「デザイン街路図」、「PEOPLE」、「ポスターランド」、「和田誠 百貨店」、「和田誠装幀の本」、「装丁物語」、「似顔絵物語」、「時間旅行」など。







 今日も読んでくれてありがとうございます。
「ほめる人」は、おもしろさや才能について、うそやお世辞を言ってはいけない。




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