なんだかんだ言って、
木村拓哉の月9は気になるのだ。
こんにちはみなさん。
今日は、今秋の月9「PRICELESS」について語りたいと思います。
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「PRICELESS」のあらすじ
金田一二三男は上司からも部下からも慕われていた。そんな彼が、ある誰かの感情の変化により、専務が持つ内部機密情報流失の嫌疑を掛けられ会社を解雇処分になり、自宅の部屋が突然、爆発して住む場所を無くし、唯一の通信手段である携帯電話も男性と交錯した拍子に飛んでいき川に流されてしまう。
災難の連続が続いたことでゼロの状態から再出発することになり、極貧生活の状況化で金田一と同じような境遇に置かれても逞しく生きる兄弟と出会うことでお金の大切さを再認識することになる。
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「PRICELESS」を1話から観てきた僕の感想としては、
話の内容は、そんなに深いもんじゃないし、びっくりするような展開が待っている訳でもない。
むしろ、みえすいた人情ドラマといった感じ。
これだけ聞くと、「つまんねんじゃねーの?」と思う方も多いだろう。
だけどなんでか観ちゃうんだよなぁ...。
その理由を僕なりに考えてみました。
「PRICELESS」が何故か面白い2つの理由
1、設定が共感を半端じゃなく呼ぶ
「PRICELESS」の主人公、金田一二三男(木村拓哉)はかなり可哀想な境遇にある。
いきなり会社をクビになり、自宅が爆破し、携帯電話も失った。
そんな彼に同情しない人間が居るだろうか?
この不況のなか、いつ自分も金田一二三男のようになるか分からない。
そんな世間の感情を鷲掴みにする設定である。
そんな設定が産み出したのが、木村拓哉とホームレスたちの共演である。
あの木村拓哉が、社会の底辺(ホームレスの方ごめんなさい)ともいえる人々と手を取り合って生活していく様は、なんとも新鮮だ。
キムタクが炊き出しのごはんを「うめえうめえ」言ってるんだよ?
劇中に出てくる工場なんかもけっこう悲惨で共感出来る。
第4話に出てきた相模川工場は、金田一がクビになった魔法瓶会社の下請けで、
携帯炊飯器なるもの(誰が使うんだ?)を作っていたが、
不況の影響から契約を切られてしまう。
路頭に迷う工場職員。
そんな危機的状況を金田一が救うのだが、長くなるので割愛します。
とにかく。
今までのドラマとは違い、現実の厳しさをとことん見せつけてくる。
そこからなんとか這い上がろうとする金田一。
彼の中には今までにはなかったようなエネルギーが満ちあふれ、
感じたことのない人と人とのつながりに感動する。
そんな部分がこのドラマのおもしろいところかな。
2、木村拓哉が基本的にかっこ悪い
木村拓哉はかっこいい。
かっこつけすぎてうざい時もあるけど、そのかっこつけが許されるのも木村拓哉だ。
しかし、このドラマの彼は違う。
基本的にダサい。
なぜかYシャツの上に野球のユニフォームを着ているし、
果てしなく貧乏だし、
かっこいいシーンはきっと1話中に3秒ぐらいしかない。
そこがいい。
木村拓哉をダサく描く。
そこが斬新だなと思った。
泥臭く頑張る木村拓哉は、憧れる存在ではなく、応援すべき存在へと立ち替わる。
頑張れ金田一!!
この不況を乗り切ってくれ!!
おわりー
今日も読んでくれてありがとうございます。
中井貴一が半端じゃなく良い演技してます。
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