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2012/06/22

『我が愛と青春のたけし軍団』 たけしに愛され、たけしを支え、たけしに殺されかけた男たち。それが「たけし軍団」!!




骨が折れても、病気になっても、死にかけても、

全てを笑いに変える。

それがたけし軍団!!












ーゆあさコーポレーション社長室ー

(ゆあさ社長が笑っている)

ガッハッハッハ!!

やっぱりたけし軍団最高だな!!


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この記事はガダルカナル・タカ監修『我が愛と青春のたけし軍団』を参考に書いています。

不世出のコメディアン、ビートたけしを師匠に持つ「たけし軍団」。
軍団のリーダー格であるガダルカナル・タカを中心に、つまみ枝豆、ダンカン、松尾伴内、グレート義太夫ら、総勢8名の軍団中核メンバーが明かすたけし軍団、師匠・たけしの素顔。
FRIDAY事件、バイク事故の真相も明かされる。
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「たけし軍団」誕生!!

漫才の勉強をしようと色々な演芸場を見てまわっていたタカ(後のガダルカナル・タカ)はその日、人生の師匠に出会う。





「ツービートという漫才コンビが面白いらしい」

そんな噂を聞きつけたタカはその日、浅草演芸場に来ていた。
いかにも下町にあるちょっと場末のニオイがする演芸場のドアを開けると、ほぼ満席近く埋まった客席からでっかい笑い声が聞こえてきた。

「なんか盛り上がってるな」

舞台を見ると、いかにも漫才コンビといった揃いの衣装を着た若手漫才コンビが掛け合いをしている。


「暗い夜道は運転するの気をつけたほうがいいですよ、犬とか猫が飛び出して」


「そう、パーッと飛び出しますから」


「私もこの間、群馬のほうで運転しててバンパーにドカンと当たりましてね」


「アララ」


「私、ペットが好きなもんですから、あーあ、ひいちゃったと思ってイヤーな気持ちで車の外に出たんですけどね」


「ほう、ほう」


「良かったですよ、ばあさんで」


「良くないよ、ちっとも!」


「ホッとしました」



(ツービート。まだカラーじゃない)


演芸場の客がドッカンドッカン腹抱えて笑ってる。
とにかく掛け合いのテンポがめちゃくちゃ速い!
速射砲のように速く、途切れることのない漫才にみんな引き込まれてる。

「なんだ、この人たち?」

こんな漫才、いままで見たことがない。


後に師匠と仰ぐことになる天才・ビートたけしとの出会いだった。





『我が愛と青春のたけし軍団』によると、タカとビートたけしが初めて話したのは、草野球のグラウンドだったらしい。



当時、ツーツーレロレロというコンビを組んでいた東(後のそのまんま東)は、たけしのお世話係をしていた。


(ツーツーレロレロ、なんだこの写真!!笑)



その東から、
「たけしさんが今度草野球をやるんだけど、人数が足りないんだよね。タカちゃん来れない?」
そう誘われたのがきっかけで、タカはたけしの草野球に参加することになった。


この草野球はタカの人生において大きな転機となる。

なぜなら、その草野球に参加していたメンバーが、後々、”元祖”たけし軍団と呼ばれるようになるからだ。


あまり興味ないかもしれないが、その時のメンバーをその試合のポジションと一緒にご紹介しよう。


ピッチャー ビートたけし(or大森うたえもん)
キャッチャー ダンカン
ファースト そのまんま東
セカンド 古田古
サード 大森うたえもん(orビートたけし)
ショート タカ(ガダルカナル・タカ)
レフト 柳ユーレイ(or助っ人)
センター 松尾憲造(伴内)
ライト ポポ(つまみ枝豆)


けっこう強かったらしい。
たけしはやきゅうが好きなのだ。



たけしの命名は、酒のつまみ


たけし軍団のコンビ名や芸名のほとんどは、ビートたけしがつけたものだ。



芸人にとって芸名というものは命のようなもので、
それを芸人にとって天の人ともいえるたけしさんからつけてもらえるのだから、
それはそれは嬉しかったようだ。



しかし、どうやらその名付け方がまともじゃないらしい。



『我が愛と青春のたけし軍団』によると、たけしが芸名を付ける時というのは決まって酒を飲んでベロベロになっており、
むしろ「名付ける」ということをつまみに酒を飲んでいたくらい。



だからまともな芸名を付けてもらった人はほとんどいない。

(つまみ枝豆は、芸名を付けるときに目の前に枝豆があったから「お前は枝豆ね。枝豆だけじゃ寂しいから、つまみもつけとけ」って感じで決まったらしい)





『我が愛と青春のたけし軍団』には、たけしが芸名を付けるときに大事にしていること、というのが書かれている。



「とにかく下らない名前」


「大人になった時に恥ずかしい名前」


「売れそうにない名前」


すごい考え方である。


そんなコンセプトから生まれた芸名の中で、
特に名作と言われるもの芸名がある。

その名も、

玉袋筋太郎!!(ひどい名前。笑)



この名前は、ガダルカナル・タカも相当好きなようで、『我が愛と青春のたけし軍団』の中で、

「おれがもらいたいくらいだよ!!」

という言葉も発している。




そんなふざけたたけしの命名だが、
その裏にはビートたけしの深い考えもあるようで。


『我が愛と青春のたけし軍団』の中にこんな一節がある。



「俺の弟子になったからにはチャンスはやるけど、簡単に売れようと思うなよ。自力もつけなきゃいけないし、名前的に厳しいものしょってるぐらいのほうがいいだろ」


「将来的に絶対売れない名前にしてやるから」


「芸人なら、名前でも楽しんで笑えるぐらいじゃないといけない」



それがたけしの考え。
だからこそ、弟子にはとことん変な名前を付ける。


「これこそがビートたけしの弟子に対する愛情だ!!」

と、『我が愛と青春のたけし軍団』の中でガダルカナル・タカは言っているが、




(実際はたけしが楽しみたかっただけなんじゃないだろうか?)

と、俺はちょっと思った。




『我が愛と青春のたけし軍団』


この他にも『我が愛と青春のたけし軍団』には、たけし軍団とたけしの様々なエピソードが描かれている。




ダンカンが氷に頭突きしたら、鼻から見たこともない液体がドバーっと出てきたこと。

『FRIDAY』に文句を言いに講談社に乗り込んだら、喧嘩になって捕まっちゃったこと。

「脳みそが陥没してる。良くて植物人間」と言われた、たけしのバイク事故。



その他にも色々な裏話が載ってってほんとに面白いです。
(熱湯風呂はほんとに熱かった、とか)




『我が愛と青春のたけし軍団』

たけし軍団の当時を知る人はもちろん、
今の若い世代にも読んでもらいたい!!

芸人の凄まじさがわかる一冊です!!




おわり




今日も読んでくれてありがとうございます。

間違えたら落とされるバンジージャンプ。
「世界最大の両生類は?」
ダンカンは叫びました。
「カルーセル麻紀!!」
このボケは今でも伝説になっているそうです。





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RAKUTEN