江戸一番の病弱おとこ。
その男こそ、我らが若旦那っ!!
ーゆあさコーポレーション秘書室ー
(秘書のほそかわがホクホク顔でなにかを読んでいる)
ほほう。
なかなか可愛い妖たちですなぁ。
なんだか心が和むお話です。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
この記事は畠中恵著・『ひなこまち』を参考に書いています。
お江戸のみんなが、困ってる!?
大人気「しゃばけ」シリーズ最新刊。
いつも元気に(!?)寝込んでる若だんなが、謎の木札を手にして以来、続々と相談事が持ち込まれるようになった。
船箪笥に翻弄される商人に、斬り殺されかけた噺家、霊力を失った坊主、そして恋に惑う武家。そこに江戸いちばんの美女探しもからんできて――このままじゃ、ホントに若だんなが、倒れちゃう!
シリーズ第?弾は、いつもの年より一月早いお届けです!
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「しゃばけ」シリーズ
『ひなこまち』の紹介にもある、大人気の「しゃばけ」シリーズとは果たして...。
本作『ひなこまち』を読むまで、私も「しゃばけ」シリーズなんてものがあることは知らなかった。
フジテレビでドラマ化とかされてたらしいけどね...。
「おれも知らねーよ」 という方も多いかもしれないので、 まずはじめに「しゃばけ」シリーズについて説明しよう。
「しゃばけ」シリーズを一言で説明すると、
「江戸に住む若旦那と妖たちの日常」である。
座布団の上でちっちゃくなってるのが若旦那(江戸にある長崎屋の跡取り)で、
隣にいる犬っぽい(犬神)のと竜みたいなやつ(白沢)がそれぞれ、
佐助と仁吉。
この2人は若旦那のことが大好きで異常なほど彼を甘やかす。
その他にも小鬼とか、河童とか、貧乏神とか、
色んな妖が若旦那の周りに居て、
彼らの力を借りることで、様々な問題が解決されていく。
若旦那の元に誰かが相談に来る→みんなでそれを解決→「よかったねぇ」
これがこのシリーズの定番の流れだ。
作中に出てくる妖達は可愛いヤツらばかりで、決して不気味な感じではない。
そんな妖達と若旦那が織りなす、なんともいえないほんわかした雰囲気が、
「しゃばけ」シリーズの魅力だろう。
『ひなこまち』
「しゃばけ」シリーズの大まかな説明も終えたところで、
本作、『ひなこまち』のご紹介に参る。
『ひなこまち』では、一つの木札がキーアイテムになる。
(すごいなこれ)
それはある日のこと。
江戸の大店である廻船問屋兼薬種問屋の長崎屋に、いつものように荷物が届けられた。
その荷の中にその木札は紛れ込んでいた。
「助けてください」
そう書かれた木札に興味を持つ若旦那。
「一体誰が助けを求めているのだろう?」
しかしそこには誰の名前も書かれていない。
あるのは、助けてくださいという願いと、
5月9日までという期限だけ。
「うーん。助けたいけど、これだけじゃ分からないなぁ」
悩む若旦那。
そんな彼のもとに、次々と助けを求める声が集まってくる。
木札の出し主は一体誰なのか!?
若旦那と妖達が、様々な依頼を解決しながら、その謎の答えに迫っていく........。
けっこうワクワクする展開でしょ?
様々な難問に直面しても、
それを妖達と協力して解決する若旦那はすごくカッコいいし、
爽快な気分になる。
笑いあり、謎解きあり、感動ありで、
とても楽しい本に仕上がった『ひなこまち』。
是非読んでみて欲しい。
おわり。
今日も読んでくれてありがとうございます。
『ひなこまち』を読んでいたら、『ぬ〜べ〜』を思い出しました。
お願い
面白い漫画、オススメの小説、どんなものでもどんなジャンルでも読むので、教えて頂けると嬉しいです。
コメント、twitter、Facebook、どっからでも良いので、反応くれるとすごくすごく嬉しいなぁ。
ちなみにキャラ投票も細々とやってます。
(PCはサイドバー、スマートフォンは一番下かな?よければ投票してください)
0 件のコメント:
コメントを投稿